業界ニュース・DX
背景と目的:物流の“当たり前”が変わる 2024年から2025年にかけて施行された「改正物流2法(流通業務総合効率化法・貨物自動車運送事業法)」は、物流業界の構造的課題に対する抜本的な改革です。 主な課題 ドライバー不足:2027年には24万人の不足が予測さ…
2025年11月13日、センコーグループホールディングス(以下センコーHD)は、丸運に対してTOB(株式公開買付)を実施すると発表しました。買収額は167億円。 センコーHDの売上高8,545億円(2025年3月期)に、丸運の461億円を単純加算すると、グループ売上はつ…
はじめに:物流人材不足と制度活用のリアル 2024年3月、特定技能制度に「トラックドライバー」が追加されたことで、物流業界における外国人材の活用が本格化しました。2027年には24万人のドライバー不足が予測されており、制度の実効性が問われている状況で…
── ランサムウェア攻撃/情報流出の実態と物流現場が取るべきアクション はじめに 2025年11月11日付で、アスクル株式会社はランサムウェア攻撃に起因するシステム障害および情報流出に関して、「第7報 正式発表」を公表しました。該当文書は「情報流出に関す…
フォロフライが「ジャパンモビリティショー2025」で発表した1トンクラスの商用EVバン「F11VS」は、WLTP航続距離479km、先進安全装備や快適性を備え、事業者向け補助金活用で実質的に導入しやすい価格レンジになると報じられている。JMSでの公開は業界に強い…
はじめに:倉庫が「エネルギーを生み出す時代」へ 物流倉庫はこれまで、「モノを保管・仕分けする場所」としての役割が中心でした。 しかし近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)とGX(グリーントランスフォーメーション)が急速に進み、 「エネルギ…
キーワード: 暫定税率廃止、燃料費増、運賃転嫁、交付金、2024年問題の「次」 序章:迫り来るコストの波—2024年問題の次は「燃料・税制クライシス」だ 物流業界は今、「地獄の三重苦」に喘いでいます。 「2024年問題」:ドライバーの労働時間規制による運…
はじめに:引越しは“運ぶ”から“整える”へ 2025年秋、引越し物流の現場では、従来の「一括請負型」から「分業・DX・地域密着」へと大きく舵を切る動きが加速しています。人手不足、価格高騰、繁忙期の受注制限といった慢性的課題に対し、業界各社が打ち出す新…
2025年10月中旬に発覚したアスクルの大規模システム障害。WMS(倉庫管理/受注・出荷系)へのランサムウェア感染が原因とされ、ASKUL・LOHACO・法人向け物流サービスまで幅広く影響が出ています。 今回は2025年11月6日付の公式発表(第6報)をもとに、復旧フ…
■ ニュース概要 2025年11月4日、ヤマト運輸株式会社と株式会社メルカリは、法人向け配送サービス「メルカリBiz配送」の提供を開始したと発表しました。 このサービスは、メルカリの法人向けEC支援プラットフォーム「メルカリShops」や「メルカリBiz」と連携…
はじめに|DXが進まないのは技術の問題ではない 物流DX(デジタルトランスフォーメーション)は、国の成長戦略でも重要テーマとして掲げられています。 AI・IoT・自動倉庫・遠隔操作フォークリフトなど、技術革新の話題は尽きません。 しかし、現場を取材し…
2024年問題を目前に控え、物流業界では人手不足の深刻化が加速しています。 とりわけトラックドライバーの不足は、2030年には約30万人規模に達するとも言われ、業界全体の持続可能性が問われています。 そんな中、注目されているのが外国人トラックドライバ…
■ ニュース概要 2025年10月末、ヤマトホールディングス(HD)は2025年4〜9月期の連結決算を発表しました。経常損益は37億円の赤字となりましたが、前年同期の136億円の赤字から大幅に改善しています。 宅配便の価格改定や法人契約の見直し、国際事業の回復が…
物流業界の構造改革とCVC戦略の本質を読み解きます【2025年11月3日】 はじめに:物流の“最終区間”に起きている静かな革命 2025年11月、NXホールディングス(旧・日本通運)は、配送プラットフォーム「PickGo(ピックゴー)」を展開するCBcloudへの出資を発表…
2025年10月中旬に発覚したアスクルの大規模システム障害。WMS(倉庫管理/受注・出荷系)へのランサムウェア感染が原因とされ、ASKUL・LOHACO・法人向け物流サービスまで幅広く影響が出ています。今は限定的な手運用での出荷再開や医療・介護向け必需品の優…
実証概要と実施背景 2025年11月4日より、群馬県館林市のロジスティード東日本館林営業所にて「遠隔フォークリフト操作システム」の実証実験が開始される。期間は12月26日までを予定し、実際の倉庫業務環境下での機能・性能・事業性の検証が行われる。 この…
2025年10月29日〜30日、大阪南港ATCホールにて開催された「運輸安全・物流DX EXPO」は、物流・運輸業界における“安全”と“デジタル変革(DX)”をテーマにした専門展示会として、多くの実務者・経営層の注目を集めました。 本記事では、展示会の全体像から注目…
紅茶の日に考える|物流から見た紅茶のサプライチェーン戦略 11月1日は「紅茶の日」。1791年に日本人・大黒屋光太夫がロシアで紅茶を飲んだ記録に由来し、日本紅茶協会が制定した記念日です。 香り高い紅茶を楽しむ日として知られていますが、物流業界にと…
毎年10月末に盛り上がるハロウィン。街は仮装、お菓子、カボチャの灯り…と華やかですが、その裏側には物流・サプライチェーンの “短期勝負” が待っています。 本稿では、「ハロウィン」という季節行事を物流視点で俯瞰し、ユニークかつ実務的な視点でその裏…
実証実験ニュースを深掘り解説 物流業界において、人手不足・コスト高・安全性確保は避けて通れない課題です。 その解決策の一つとして注目されているのが「人型ロボット」です。 2025年10月、山善とINSOL-HIGHが、中国AGI BOT社の人型ロボット「G1」を用い…
はじめに:新たな日米協力が物流に風穴を開ける? 2025年10月28日、東京・元赤坂の迎賓館で行われた日米首脳会談。 高市総理とトランプ米大統領が、日米同盟の“新たな黄金時代”を宣言し、レアアース供給網強化や関税・貿易協力で合意したことが報じられてい…
2025年10月28日、東京都内にて「トラック・物流Gメン」による合同荷主パトロールが本格始動します。 この取り組みは、国土交通省と公正取引委員会が連携し、物流業界における取引環境の適正化を目的とした全国規模の監視活動です。 物流2024年問題を背景に、…
2025年、アメリカ大統領として再び来日したドナルド・トランプ氏。 外交や経済、安全保障など多方面で注目を集める中で、物流現場にも静かに、しかし確実に影響が広がっています。 本記事では、交通規制や関税政策といった表面的な話題を超えて、物流の現場…
はじめに:物流は“国境を越える”時代へ 日本の物流業界は、いま大きな転換期を迎えています。 人手不足、制度改革、燃料費の高騰…。 これらの課題に加えて、「グローバル物流」という新たな地殻変動が起きています。 その象徴ともいえるのが、ユニ・チャー…
群馬〜北海道間で重軽混載の共同輸送が始動──物流2024年問題への実践的解答 2025年10月、日本通運が主導する形で、伊藤園・森永製菓との三社による共同輸送がスタートしました。対象区間は群馬県から北海道までです。異業種間での「重軽混載」という輸送方式…
2025年10月。 国土交通省と軽貨物ロジスティクス協会が発表した「軽貨物業界構造改革宣言」が、静かに、しかし確実に物流業界を揺るがせている。 これまで“個人委託ドライバーの集合体”とされてきた軽貨物業界が、いよいよ「産業としての再定義」に向けて動…
はじめに 2025年10月、NXHD(NIPPON EXPRESSホールディングス)は台湾北部・桃園市に新倉庫「桃園NEXT8」を開設しました。これは、東アジアにおける物流戦略の強化と、半導体・精密機器など高付加価値貨物の取り扱い拡大を目的とした重要な施策です。本記事…
物流現場13年が語る「パスタ1皿の裏にある物流革命」 はじめに:10月25日はなぜ「世界パスタデー」? 毎年10月25日は、世界中でパスタを祝う記念日、世界パスタデー。 この日は、1995年10月25日にイタリア・ローマで開催された「第1回世界パスタ会議」をき…
はじめに:“言及なし”は必ずしも無視ではない 高市総理の所信表明で「物流」が明示されなかった。業界では不安の声もある一方で、これを前向きに解釈すると「政策の設計段階が進んでいる」「実行に向けた慎重な準備だ」と読むことができます。 今回はその肯…
2025年10月、オフィス用品EC大手「アスクル」が受けたサイバー攻撃は、単なるIT障害ではなく、物流・医療・教育現場にまで影響を及ぼす“社会インフラ級の事件”となった。 本記事では、物流現場・DX・BCP(事業継続計画)・サプライチェーンの観点から、今回…