2026-03-31から1日間の記事一覧
――提言から閣議決定へ。これは進化か、それとも“危機の確定”か 2026年3月31日。 政府は「総合物流施策大綱(2026年度~2030年度)」を閣議決定しました。 しかし、この文書を単体で読むのは危険です。 本質は、その前段にある2月の提言最終案にすでに表れて…
―― 帝国データバンクが示した“減速”の違和感、その本質は「複合コスト爆弾」にある 2026年3月31日。 帝国データバンクが発表した「食品主要195社の価格改定動向」。 一見すると、市場はこう読みます。 「値上げは落ち着いてきた」 しかし、物流構造設計の視…
―― LNGトラック撤退の裏側で進む「産業側の静かなシフト」をどう読むか 2026年。 段ボール最大手のレンゴーは、 福井県の金津工場で燃料を石炭からLNGへ転換。 さらに── 2027年度までに国内の石炭使用をゼロにする方針を打ち出しました。 一方で同時期、 LN…
―― 三菱商事×エア・ウォーターが下した判断が示す、「環境と現実」の決定的乖離 2026年3月。 三菱商事とエア・ウォーターは、北海道で進めていた LNG(液化天然ガス)トラックの運用実証を終了すると発表しました。 ・CO2排出量は軽油より約1割削減 ・航続距…
―― トラックから航空へ。手段を変えても「設計」が腐れば、物流は沈没する 2026年。日本郵便が提供する「速達」や「配達日指定」といった、時間を金で買うはずのサービスが、実は長期間にわたって遅延し、かつそれが「非公表」であったことが発覚しました。 …
―― 中東依存国家が日本に頼った日、エネルギー物流の力学が静かに崩れた 2026年3月30日。 フィリピン政府が、日本から軽油14万2千バレルを緊急調達したと発表しました。 表向きは単なる「燃料確保」。 しかし、物流構造の視点で見れば、これは極めて異質な動…