物流業界入門

物流業界の基礎から最新トレンドまで、現場経験を活かしてわかりやすく解説!

2026-04-21から1日間の記事一覧

【物流構造思想ワード⑧】標準化圧力

――「効率化の正義」が、静かにプレイヤーを選別していく ■ ── なぜ“協力”が増えているのか 最近の物流業界では、 ・共同配送 ・共通コンテナ ・データ連携 といった「協力」の動きが加速しています。 一見すると、 業界全体で良くなろうとしている前向きな変…

【ラストワンマイル連合の衝撃】――「積載率2割改善」は本質ではない。競争のルールが書き換わった

── “また共同配送か?”では終わらない話です 2026年4月。 花王 三菱食品 PALTAC あらた ほか―― 日用品・食品・医薬品の卸大手が、 ラストワンマイル配送で連合を形成しました ・配送データの共有 ・ルートの共同設計 ・積載率 約2割改善 一見すると、単なる…

【構造考察】再エネが石炭を逆転した本当の意味

―― エネルギー革命は起きた。しかし物流は、まだ追いついていない ── 歴史的な「逆転」が起きた 英シンクタンク Ember の報告により、 再生可能エネルギーが石炭火力を初めて上回った ・再エネ:33.8% ・石炭:33.0% これは単なる数字の変化ではありません…

【クウェート不可抗力宣言】フォースマジュールは日本に連鎖するのか

――「どこから買っているか」ではない。「どう運ばれるか」がすべてを決める ■ ── クウェートだけの問題なのか クウェート石油公社によるフォースマジュール(不可抗力)宣言。 「供給できない可能性」を公式に認めた ここで多くの人が考えます。 「日本は他…

【危機の正体】不足ではない。“不安定化”が始まっている—-紙は足りているのに、なぜ不安になるのか

―― ホルムズ封鎖が突きつけた「原料ではなく構造の問題」 ■ ── 「供給は問題ない」という発表 4月20日、日本製紙連合会の会長は定例記者会見で、 ホルムズ海峡の事実上の封鎖による影響についてこう述べた。 「直ちに製品供給が停止する状況にはない」 ・原…

【注意】青森震度5強の影響でヤマト・佐川が配送停止・遅延を発表

20日に発生した青森県階上町での震度5強を観測した地震の影響により、物流大手2社(ヤマト運輸・佐川急便)から配送に関する重要なお知らせが出ています。 北海道や東北地方を宛先とする荷物、または同地域から発送される荷物に遅れが生じています。最新の状…