GX由来の原価上昇に関する価格協議申し入れ書
令和8年1月1日
[荷主企業名] [役職・担当者名] 御中
[自社名] 物流統括管理者(CLO) [氏名]
物流構造改革およびGX対応に伴う「取引条件の再設計」に関する協議のお願い
拝啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は弊社の輸送サービスをご利用いただき、厚く御礼申し上げます。
さて、本日令和8年1月1日付をもちまして「中小受託取引適正化法(取適法)」が施行されました。本法においては、委託者に対し、エネルギーコストや労務費等の上昇分を適切に反映した代金設定を行うことが義務付けられております。
現在、物流業界は「脱炭素構造転換(GX)」の荒波の中にあり、排出量取引(カーボンプライシング)の実装等により、従来の自助努力では吸収不可能な「構造的原価増」が発生しております。
つきましては、新法の趣旨に基づき、貴社との持続可能なパートナーシップを維持するため、下記の通り価格および取引条件の協議を申し入れます。
敬具
記
1. 本申入れの法的根拠
本日施行の「取適法」に基づき、原材料費、エネルギーコスト、労務費等のコスト上昇を考慮せずに、従来通りの対価を据え置くことは「不当な買いたたき」に該当するリスクがございます。本件は、法遵守およびコンプライアンスの観点からの「再設計」の提案です。
2. GX起因による原価上昇の具体的根拠(貴社案件シミュレーション)
現行の排出係数および炭素税見込み額に基づき、以下の追加原価が発生しております。
| 項目 | 算出根拠(1運行あたり) | 追加原価(概算) |
|---|---|---|
| 炭素コスト(賦課金相当) | 排出量[XX]t × 炭素単価[10,000]円/t | +[XXX]円 |
| GX設備投資按分 | EV・水素車両導入コストの車両別按分 | +[XXX]円 |
| 安全・管理コスト | 安衛法改正対応および取適法事務経費 | +[XXX]円 |
| 合計 | 現行運賃に対し | [XX.X]%の上昇 |
3. 弊社による効率化の取り組み
弊社におきましても、CLO主導のもと、以下の通り排出量削減(原価抑制)に努めております。 * AI配車による実車率向上(CO2削減率[XX]%) * パレット循環利用による荷役効率化 * エコドライブ教育の徹底
4. 協議のご提案
上記原価上昇分を適切に反映した「新運賃体系」および、待機時間削減等の「拘束時間短縮施策」について、以下の日程で協議の場を頂きたく存じます。
- 候補日1:令和8年1月[XX]日 [XX]時〜
- 候補日2:令和8年1月[XX]日 [XX]時〜
本件は、貴社サプライチェーンの脱炭素化(Scope3削減)にも寄与するものです。前向きなご検討をお願い申し上げます。
以上